さーもんのゲーム与太話

ゲームの話と与太話

絆という言葉がふさわしい

こんばっぱー。さーもんです。
今日は7月7日七夕ですね。僕の住んでいる地域では微妙に雨が降ってました。
七夕に降る雨、催涙雨と言います。天の川が氾濫し会えなくなってしまった織姫と彦星が流す涙とかなんとか。そんな雨降りでもカササギが橋をかけてくれて二人は無事会うことができるそうです。ちなみに韓国だと七夕に降る雨は二人が会えた再開のうれし泣きとかまた1年会えなくなる別れを惜しむ涙とか言われてるらしいです。こっちは今日調べて初めて知った。

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自分はこれらの話をvistlipの「-OZONE-」って曲の歌詞をきっかけに知りました。遊戯王5D'sのED曲です。てか今回のタイトルも歌詞から借りてるので知ってる人はすぐに分かったと思います。

 

-OZONE-

-OZONE-

  • vistlip
  • ロック
  • ¥255
  • provided courtesy of iTunes

 

さて今日は、そんな「絆という言葉がふさわしい」という歌詞から思い浮かんだことをつらつらと並べたいと思います。

皆さんはフィクションの世界を楽しむとき何を一番の楽しみにしていますか?ストーリーや世界観、セリフや地の文といった言葉選びのセンス、ドラマやアニメなら出演する俳優さんや声優さんが目当てってのもあるかもしんないですね。
数ある要素の中で自分はキャラクターを一番の楽しみにしています。特にキャラクター同士の関係や感情の動きです。
「関係性のオタク」を自称するほど入れ込んで考察したりといったことは無いんですが、それに近しい楽しみ方をしていると自覚しています。


フィクションの世界でキャラ同士の関係というと無数に存在します。友情、恋愛、仲間といったポジティブな関係や、ライバル、犬猿の仲、仇敵といったぶつかり合う関係。親子、兄弟姉妹、疑似的なものも含めた家族という関係。上司部下、師弟、ボスと下っ端のような上下関係。
本当に無数の関係があります。
しかもこれにキャラクター個人個人の属性(性別・種族・年齢・性格etcetc)が加わるので実質無限ですよ無限。

ただそれでも、それらを乱暴にひとまとめにするなら「絆」という言葉がふさわしいと歌詞通りのことを思ってしまうんです。
友情も愛情も友達より深い関係だが決して恋愛ではない関係もぜーんぶ「絆」
因縁も険悪も会えば殺しあうような関係もぜーんぶ「絆」
主従も依存もただ一方的に憧れるだけの関係もぜーんぶ「絆」
あれもこれもそれもどれもぜーんぶ「絆」

「絆」という言葉はポジティブな関係性を想起してしまいますけど、ネガティブなものも含めそれらは「結びつき」、「縁」なんだと思います。
「絆」が時に強まり、時に希薄になり、あるいは切れてしまい、あるいは再び結ばれる。形が変わったり、新たなものが生まれたりを繰り返していく。
そういったキャラ同士の「絆」の動きこそがフィクションの持つ最大の魅力だと自分は思います。

 

以上、現実で自分が結ぶ絆はポジティブなものだけでいいなぁという話でした。
当ブログを読んでくれている皆さんとの絆が末永く続くようお祈りしています。