さーもんのゲーム与太話

ゲームの話と与太話

ゲームが好きだ

こんばっぱー。さーもんです。じょしらくで好きなのは暗落亭苦来です。マタニティウェアいいよね……。


連休最終日、朝から映画を観てきました。「フリー・ガイ」です。朝映画は1日の残りの時間を楽しい気持ちで過ごせるからいいですね!まあ楽しめなかったときのがダメージもでかそうですが。f:id:salmonmmtm:20210816104604j:plain

GTA的な世界観のゲーム「フリーシティ」のモブキャラとして毎日決まった行動をとっていた銀行員男性キャラクター「ガイ」がミリーという女性プレイヤーのキャラクターと出会うことで行動が変容し、プレイヤーと同じように成長し、行動していくキャラクターになっていくっていう話。


すっごく面白かった!いいエンタメ作品です。
ゲーム好きだからこそ(そうはならないんじゃないかなあ……?)みたいなところもあったんですけど、ゲーム好きだからこそ一層楽しめるところも多々ありました。
スタッフロールの最後に日本語字幕作成者の名前と並んで、「ゲーム用語監修:ファミ通」って書いててなるほどなあってなっちゃった。

フィクションを愛する者として忘れちゃいけないことも描かれていたと思います。
ゲーム好きな人に是非観てほしいですね。


後の方にネタバレあり感想書きたいから先に締めを書きます。途中で挟まる後書きです。このネタキノの旅の何巻だったかな。

連休最終日で悲しいですがどうにか折り合いつけて平日を頑張っていきます。
連休中思ってたより人と会う機会が多くて、かつ思ったよりFGOが長くてまだクリアできてないです。今日おうち帰ったら他のソシャゲのスタミナ消化時間以外は時間を費やすつもりだけどクリアできるだろうか。

以上、ワクチンに始まり映画に終わる5連休でした。


以下フリー・ガイネタバレあり感想





















前述した通りそうはならないのでは?的な展開も多かったんですよ。いちゲームの影響デカすぎない?とかサーバを物理的に壊したときそんな徐々に世界が崩壊していくみたいになる?とか。でもその辺をまあいいや!って思える人間なのでとても楽しかったです。

ゲームあるある的な部分の描き方も面白かったです。常に同じ行動・セリフを言い続けるモブとか殺したモブの顔面上で屈伸煽りしてるシーンとかも笑っちゃいました。
1番好きだったのは開発半ばで実装されてしまったDUDEのセリフ。登場した時の「(決め台詞)」とか「好きなものが3つある。1つ目は人をぶちのめすこと。(2つ目は未定)。(3つ目も未定)」とか。開発途中で発売されてしまったクソゲーみたいな趣があってめちゃくちゃ好きです。
ゲーム外の演出でも配信者の画面とかコメント欄とかちゃんとしてて、女性配信者の配信画面にその女性を模したであろうドット絵のカートゥンキャラクターが置かれてるとかすごく好きです。
ゲーム内外どちらにおいてもゲーム好きのツボを押さえた作り方がされてたなあって思いました。


フィクションを愛する者として忘れちゃいけないことってのはガイのバディのセリフのことです。「たとえ自分がリアルな存在じゃなくても、今こうして友人を助けたようとしてる瞬間はリアルだ」的な。
自分も大好きなゲームですが、フィクションで虚構なんですよね。でもだから無意味なものかっていったらそれは全然違って、その楽しんでいる時間や体験は決して無くならないリアルの一部なんです。それは常に忘れちゃいけないことだと思ってます。スイッチを切れば消え去る虚構じゃないんだって。


最後のオチはやや好き嫌い分かれそうかなと思ってしまいました。ガイのことを好きになった人は彼には報われてほしいと思ってしまいますからね。自分はそれがガイの選択なんだから尊重したいかなみたいな感じ。なによりガイ自身のプログラムがキーズからミリーへのラブレターになっていたって構成が綺麗すぎて好きにならざるを得ないです。ガイが自我を持ち成長するAIになったのは偶然ではなく必然だったんだってわかるシーンでもあるので。
それにガイもバディと再開することができましたしね。

こんなところで感想も終わりです。以上!