さーもんのゲーム与太話

ゲームの話と与太話

インディグネイション

こんばっぱー。さーもんです。テイルズのマスコットキャラで1番好きなのはエクシリア2のルル。ぽっちゃりした猫です。


今日はアライズのプレイ日記。プレイ日記というかキャラ所感がメインです。当然ねたばれありなのでプレイ予定の人は気をつけてね。


ストーリーは今第3の領土・エリデ・メナンシアに着き、ダナ人とレナ人が共生してることに驚きつつ、近衛兵キサラに領将・テュオハリムが呼んでいると伝えられたところです。
ここまでのゲーム中で描かれてきた常識=レナ人がダナを奴隷として支配している、とはかけ離れた平和な光景が広がるエリデ・メナンシア。絶対に裏があるはず!って普通なら思うんですけど領将がパーティーキャラのテュオハリムとのことなので本当にただただ平和なところなのかもなあという感じ。

ここまでに前回から2人増え、術師のリンウェルと格闘家のロウが仲間に加わりました。4人揃うと本番感ありますね。

リンウェル
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レナ人にしか本来使えないはずの星霊術を使うダナ人の少女です。曰くダナの魔法使いで、その一族は隠れ住んでいて普通は存在を知られていないとのこと。
性格は年相応の幼さを見せながらもダナの文化などにも詳しい学者系のキャラ。基本的には素直ないい子って感じです。
ただ、レナ人によるダナの支配にパーティーで1番怒りを抱いてるのは彼女ですね。エリデ・メナンシアでもレナ人とダナ人の共生をあり得ないものとして受け取ってしまうほどに。
パーティー内でもシオンへの態度は頑なです。シオンも融和的な態度を取るようなキャラでないのでなかなかトゲトゲな関係です。
彼女の怒りは人同士の関係だけでなく、レナ人の手によって歴史から消されたダナ本来の文化や風習にも及んでるのでそれもやむなし。彼女自身の年若さ(14歳)も柔軟になれない頑なさに繋がってるのだと思う。リバース初期のユージーンに対するアニーをどこか彷彿とさせる感じです。
彼女がレナ人との関わり方をどう変えていくのが、彼女自身の物語のメインとなりつつ、魔法使いの一族の話なども関わってきそうですね。
フードの中にいるのはダナフクロウのフルル。今作のマスコット枠です。人間の言葉を喋らない純粋な動物マスコット枠ですね、ヴェスペリアのラピードやエクシリア2のルルの系譜。可愛い。

戦闘面はグレイセスのパスカルとベルセリアのマギルゥを足して割った感じです。詠唱した魔術を貯めるマジックチャージか特徴的で使ってて楽しいです。ブーストアタックも敵の呪文をキャンセルさせてそれをチャージするという攻防一体なもの。パーティーから外せない存在になりそうです。


ロウ
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カラグリアのレジスタンス組織・紅の鴉のリーダージルファの実の息子です。
ジルファはアルフェンにとって奴隷から立ち上がり戦うことを、そして自分自身を主として人は生きるべきだと教えてくれた恩人です。
ちなみに自分はジルファを見た瞬間「あ、この人何処かでアルフェンたちに想いを託して死ぬわ」と直感しました。そして第2の領地シスロディアでロウが出てきてジルファが「倅なんだ」といったん瞬間ここのストーリーで死ぬのかってなりました。そして実際その通りに。
レナ人への反抗に心血を注ぎ過程を顧みることの少なかったジルファに反発してシスロディアに密航、その後シスロディアレジスタンスに入るもののロウを残して全滅。レナの監視警察組織・蛇の目に入隊せざるを得なくなったという過去を持ち、ジルファが処刑される間際にした演説によって心動かされジルファを救出。親子の和解を果たすものの領将ガナベルトの罠によってジルファは死亡。アルフェンたちとガナベルトを打ち倒し当てもなく旅に出ようとしてたところをアルフェンに誘われてパーティーインです。

だいぶ長くなってしまった。前回から今回までの間に起こったメインストーリーのあらすじと同義なのでそれも仕方ないことですが。
読んでもらったようにかなり悲惨な過去を背負っており、実際悲壮な決意も持っていて歳(16歳)のわりに達観した感じがあります(前述の旅もどこか知らないところで野垂れ死ぬつもりで出立しようとしてた)。精神面はかなり成熟しているなって思いますね。
ただ普段はそんな雰囲気は感じさせないお調子者でいじられキャラな感じです。今作のスケベ大魔王があるとしたらきっとロウだと思う。確信があります。

戦闘面では純格闘家です。今のところ気功での回復技とかもないです。エターニアのファラやレジェンディアのセネルみたいな感覚です。エクシリアのジュードは少し違うかな。本当に感覚だけの話ですが。
ブーストアタックは敵のスーパーアーマーを割ってダウンさせるというもの。特定の相手に欲しくなる感じですね。
ちょい話はずれますがロウとアルフェンのブーストストライクがシリーズ定番技の襲爪雷斬でした。こういう定番技が合体技とかになると演出面や格上げ感があって嬉しい反面通常技としては使えないんだなという一抹の寂しさを覚えるという複雑な心境になりますね。シオンもロウのブーストストライクは灼熱のバーンストライクで笑いましたけどね。バルバトスやないか!って。
あとインディグネイションを敵のガナベルトが秘奥義として使ってきてお前かーい!ってなりました。リンウェルはあれだインディグネイトジャッジンメントとか使ってくれ。いや仲間の秘奥義複数個用意されてるのかわかんないけどさ。

ストーリーとキャラの所感はいまのところこんな感じですね。次は仲間が揃った頃に書きます。

さて、前回話さなかったシステム面の話を一つ。改めて思いますが今作のグラフィックはすごいです。3Dテイルズが目指していたであろう漫画のようなイラストのテイストで3Dに落とし込むという技術はヴェスペリアで一度完成を見たと思います。その後は順当に質が上がっていく感じで質感は変わらないというかそんな感じ。
それが今作ではガラリと雰囲気が変わりました。これまでのシリーズよりも写実的で実在度が上がった感じ。言ってしまえばらしくないとも言えるテイストです。でも実際プレイして世界やキャラクターを見ると写実的なのにイラストを落とし込んだという部分はちゃんと残っていて確かにテイルズの3Dだって思えるんですよ。特にキャラクターの目とかを見るとしっかりイラスト的なんですよね。これが本当にすごいなあって思います。


長くなりましたね本当に。今日はこんなところで。また明日お会いしましょう。