ジェルばんは。さーもんです。1日2本更新です。話題は先ほどと同じくNEEDY GIRL OVERDOSEですがこちらはネタバレありで主にエンディングについて話していくやつなので未プレイの人はテーマソングのMVを画質360pか240pで聞いてゲームを購入してから来な!!!未クリアの人はエンディング全部見てからまた来てね!!
21個のエンディングすべてを語るのはさすがに厳しいので好きなやつをピックアップして語っていきます。多分書く人が書けばいくらでも話題をつなげて、深いところまで持論を展開できる内容の多いゲームなんだけど、自分はファッション的に好き好き言ってしまうタイプのオタクなので別にそんな深いことは書けてなくて単なる思ったことなんだけど許してくれという言い訳を先に。
・Os-Alien(そんなあなたのことが好きX∞)
好感度MAXのまま放置で行ってしまうエンディング。名前の元ネタはOs-宇宙人ですね懐かしいなぁ。
重い想い思い合い重い愛。ある種の精神的恐怖でありでもそれでも愛してると叫びたい。まぁ「Nymphomania(愛が愛を重すぎるって理解を拒み)」より全然いいエンドだとは思う。あっちはセックス中毒になっちゃってるからなぁ。いやまぁこの吹き出しはすごく興奮するけど。
Os-Alienが行き着く先がどこなのかはわからない。破滅かもしれないけど二人でいればそれでいいよねとは俺の中のメンヘラの言です。
・INTERNET OVERDOSE(用法容量を守って正しくインターネット)
マジでガチのバッドエンド。しかもほかのエンドは1日分で終わるのにこちらは自動再生で4日分くらい続く。インターネットのよくない部分にさらされて心が壊れ、慰めの言葉すら自分を傷つける言葉に聞こえる悪循環。このあたりのリアクションもリアルでうええってなってた。きっと最後の配信は都合のいい妄想で、おかしくなったあとも付き合ってくれてたピのメッセージもきっと。そう考えると「ひみつのこと.txt」の内容を一番示唆していたのはこのENDだったのかも。
余談だけどやみはいしんlevel.4でこのエンドを予見させるようなこと言ってて面白いなってなった。
・There Is No Angel(天使のいないデスクトップ)&NEEDY GIRL OVERDOSE(だって私の好きな人は血まみれだって抱いてくれるわ)
一緒に逝くエンドと彼女に殺されるタイトル回収エンド
愛する人と一緒に死ぬのも愛する人に殺されるのもどっちも幸せだなって思います。ううんでもNEEDYの方はちがうものとして殺されるから微妙かな。
No Angelの方は寂しげなでも静かで落ち着いた死の匂いが、NEEDYはJINE演出や最後の演出がホラーでとても好きです。ピが死ぬエンドはこの二つだけかな確か。
・Welcome To My Religion(超てんちゃんの宗教においでよ)
陰謀論に触れ続けた末にまほうのきってで真理に到達してしまったエンド。
幼い子が描いた風の絵ってのはどうしてこうもホラー演出相性いいんでしょうね。どうしようもない不気味さ。不気味の谷とは逆の意味で不安定になる。
そんで最後のメッセージが『「真理」に触れるには、幼すぎましたね』なのがめっちゃ好き。幼年期の終わり。人間は幼い生き物。虹が出てらぁ。
・Rainbow Girl(ごめんね画面からでられないの)
とりあえずエンディング名だけで懐かしくて涙が出てくる。
超てんちゃんがまほうのきってのODをキメすぎた結果「こちら側」に気づくエンド。
なんかもうすごくのめりこんでいってしまった。選択肢を選ぶとき口に出していた。実際にディスプレイに触れていた。それでも彼女とは触れあえない繋がれない。だって彼女は二次元の女の子
・Megaten(インターネットが死んで、私が生まれた)
有名なネットロアのパロディーですね。やみ度100でODしたときに確率で発生する世界のバグ。2/1のアップデートで16個以上エンディングを迎えている場合1/16に確率で起こるようになったらしい。アプデ前は1/100だったとか。ありがとうアップデート。
・Do You Love Me?(好き好き大好き)
きっと二人が一番幸せな終わり方。お互い以外どうでもいいよねだってお互いが好き好き大好きならそれでいいし。一番条件が厳しくてファンも多くてストレスも感じててピへの好感度も高くてやんでもいないとだめ。そこまでいかないと二人で積み上げたものを壊そうねとはならない。
この流し目超てんちゃんがすごくいい。
・Happy End Wolrd(インターネットやめろ)
Do You Love Me?(好き好き大好き)達成後タイトルに現れるあめちゃんメモをヒントにエンディング「(Un)Happy End Wolrd(毎晩寝具で遊戯するだけ)」になる30日目に実際にプレイしているPCのインターネット接続を切断することで行けるエンディング。
こういうメタな部分で条件分岐させるのマジで楽しいなってなりましたね。
インターネットなんてない方が人は幸せだったのか。どうだろうね。自分は生まれた時からあって心底よかったと思うけどね。
まるで天使のように微笑む強めの幻覚
・I NEED YOU(望むのは完璧なアデュー)
すべてのエンディング(「Happy End Wolrd(インターネットやめろ)」除く)を見た後解放されるdata.0を開始することで観られる真相。
彼女1人の力でインターネットエンジェルになる姿が自動で再生され、そしてお別れを告げられる。
彼女のいなくなったデスクトップに残されたひみつのこと.txtがここにきてとうとうみられるように。その中身は。
色々と考察しようのある終わりだと思う。ピが妄想の産物だったという考えもできるし、妄想の産物だと彼女が思い込んでしまって出て行ったとも考えられる。
このテキストをあめちゃんからの裏切りだと感じる人もいるかもしれないけど、自分はこのゲームから現実に帰るための帰り道だと感じた。自分の感じ方だけど本当にこのゲームはずっと遊んでいるとずぶずぶと沈んでいくような感覚に襲われる。薄い刺激の心地よい快楽。気持ちのいい泥に全身が包まれていくビジョン。そこから現実に戻るための冷や水。それがこのテキストだと自分は感じた。
ゲームはゲーム、現実が侵食されたらそれはこのゲームで観てきたようなエンディングにつながってしまう。正真正銘ここで終わりにしなきゃいけない。だからこそ実績名にも「アデュー」と入っているんだろう。アデューは長い別れ一生の別れを意味するらしい。このテキストを残していった彼女はまさにインターネット・エンジェルだった。
うん、ある程度このゲームで感じたことは書ききれた気がします。いいゲーム体験だったなぁ。それでは †昇天†