さーもんのゲーム与太話

ゲームの話と与太話

≠021222

こんばっぱー。さーもんです。モイライ三姉妹(女神転生)で好きなのはクロト。



今日の話はこれしかない。シャカール育成してきたぜ!

まあまずは引かなきゃいけないんでお昼休みにガチャガチャきゅ〜としたら10連できてくれた。しかもブルボンも一緒についてきた。豪運でやんす。
最近ガチャ運どのゲームもなかなか高いんですよね〜って話そうと思ってたらついさっきマスデュエがアレだった。まあこの話は後日。


育成ストーリーの話。
端的に表すなら「現実に反逆する物語」。
現実世界のエアシャカールの戦績、そして同世代に対する評価をとことんまでぶち壊していくストーリー。他のキャラと比べて現実との比較はすごく多くてメタフィクションの要素も散りばめられてる。辛いシーンも多い。けどifだからこそできる最高の展開だったと思う。

そして育成ストーリーやってシャカール好きな理由に気付いた。ファイン育成時点で(あ、もしかして)と思ってたけどやっぱりそうだった。自らの道の先に絶望と地獄を予見しながら、それでも必死に抗おうとしてるから彼女のことが好きなんだ。要はタキオンと同じだった。Parcae(パルカイ)が導出する運命(=現実)に苦しみながら7cmをそして菊花賞以降の勝利を掴もうともがくシャカール脚部不安がある中それでも自らの脚でウマ娘の限界を極めようとするタキオン。同じだったんだ。
シャカールとファインの対比もいいよね。運命に抗い終わりを迎えまいとするシャカールと運命を愛し終わりまでを楽しむファインと。でも目指すところは最終的に一致してて、「その存在を大衆に鮮烈に残すこと」に帰結する。シャカール実装直前にファインをお迎えできたの本当に幸運だったなあと思います。

ローマ神話の運命の女神Parcaeの定めをぶち破り、他のウマ娘を導くギリシャ神話の運命の女神Moirai(モイライ)を生み出すシャカールのグッドエンド。
与えられた運命を断ち切り(アトロポス)自らの新たな運命を紡ぎ(クロト)そして他のウマ娘たちに運命を割り当てた(ラケシス)。あまりにストーリーと運命の女神の符号が美しくて最高だった。すごく異質なシナリオだけどすごく好きだったなあ……。
7/12追記
自分の中でラケシスの部分だけMoiraiを世に出した後の行為になってる部分が少しもやっとしてたので一晩考えて考えをあらためた。運命を割り当てたって部分は現実で最弱世代になってしまった世代を、このストーリーの中ではエアシャカール世代として強烈に記憶に残した部分にあるんじゃないかと思う。その上でMoiraiによって他のウマ娘たちに道を示したことは、現実では引退後すぐに亡くなり産駒をほぼ残せなかったと言う運命をこれまたぶち抜いたと言う証明になってるのではないかなあと思う。

おまけ


『チ。』読んだばっかりだったからすごく感じ入っちゃった。読書感想文は明日にでも投稿します。


それではまた明日。