さーもんのゲーム与太話

ゲームの話と与太話

タナトスに別れを告げて

こんばっぱー。さーもんです。初めて読んだ歴史漫画は椎名高志先生のMISTERジパング


シノビガミの話!

昨日一昨日と2日間で友人自作シナリオを回してもらってきました。戦国編!タイトルは「異伝・本能寺」。この友人の作ったシナリオとしては2作目、歴史好きの友人らしさが溢れながらも、1作目より歴史の知識は必要性が薄くなったおかげでシナリオに集中できるようになり、エンディング分岐もわかりやすくなりと洗練されているのを感じました。
割とこちらのRPに任せてシナリオが進む部分もあったように思うのですが、それも楽しかったなと。自分はシノビガミでシナリオ分岐となると特定の秘密を獲得するとか、特定の相手と感情を結ぶとかそういうシステム的に分岐をさせてしまうのですが、TRPGなんだからシノビガミみたいにフェイズやサイクルの概念があってもRPで分岐させていいよなって割と目から鱗の気持ちです。参考にしよう。

今回自分は明智光秀に使えるシノビとなり主君のために東奔西走しておりました。
結果的に光秀が信長を討とうしている背景には、裏から日本の支配を目論むイエズス会の口添えがあったということを突き止め、イエズス会側はあなたを騙そうとしているのですという説得を光秀にすることができました。
信長配下のシノビ(PC1)と朝廷に使えるシノビ(PC3)の協力も得て信長へのお目通りも叶い、本能寺の変が起こることなく信長・明智軍vs.ルイス・フロイス軍という協力型シナリオへの道がひらけたのでした。
この最終戦の戦いの舞台が山崎であるというGMからのナレーションを聞いて、「異伝・本能寺の変」だったシナリオが最終的には「異伝・山崎の戦い」になるの激アツすぎるだろ!!!ってテンション上がってました。素晴らしい歴史ifだよ友人よ……。

ほんでもって今回持ってきたシノビは暗尾(アンビ)という真言立川流のシノビでした。名前の由来はアヌビス神から。立ち絵はこちらを購入して使わせてもらいました!

前回の戦国編のシノビ(百目鬼夕顔)もこの型の他の商品を使わせていただきました。戦国編で使えそうなかっこいい男が揃ってていいんですよこの方のbooth。
きっとまた使わせていただくと思う。

彼は幼い頃に村の人たちが自分を残してみんな焼死してしまい、それが他国の大名の命令だったことを知った時に「偉い奴の死体ってのは村のみんなとはどこか違うところがあるのかな。天下に届くような奴の死体っていうのはどうなんだろうな」と思ってしまい、それ以来偉い人の死体を見たいという死への欲求に取り憑かれてしまった男として作りました。死体を間近でたくさん見るために表の顔として医師を選んだよ♡

フロイトにおける二大本能の一つであるタナトス(デストルドー)を念頭に置いたキャラクターだったので、それならば所属流派はエロスとタナトスを包括してる真言立川流でしょうよと。

真言立川流は男女の交わりが教義に入ってくるので絶対に病気の蔓延も発生するはずだと思い、それを医師として治すことで医師修行。
真言立川流が用意する髑髏本尊は高僧や高名な公家の死体を使うこともあるということで、偉い奴の死体を見たいという願望も満たせるという二つの利点から真言立川流に所属。ただ真言立川流の教え自体はバッカじゃねえのと思っているという設定にしました。ハナから流儀の達成は諦めてる形ですね。

光秀との出会いは越前にて。光秀を見た瞬間に「この人についていけば大物の死体を見られる」という直観が働き直々に頭を下げて部下になりました。
しばらくは光秀にもなんか死体に執着してるし変な宗教団体の施設に足を運んでるしこいつヤバい奴なんじゃ……と思われてましたが本圀寺の変の籠城戦にて身を挺して庇ったことで君臣を超えた絆を結んだということに。

キャラ概要長々と語ってごめんね。ここから実際のRPのこだわりの話するからまだ長くなるんだ。ごめん。

んでまあこんなキャラ造形なら本能寺の変はむしろ推し進めた方がいいんですよ。信長の死体なんてそれこそ天下人の死体だし、ワンチャン光秀が死んでもそれはしっかり大物の死体といえますから。
ただ、このキャラの本当の使命は「光秀を生き残らせること」でした。
これがあったので、この暗尾という男は偉い奴の死体が見たいという欲求に取り憑かれて生きてきたけど、長年の経験から別に天下人だって死んでしまえばいそこらの民の死体と異なる部分なんて無いということをどうしようもなく理解してしまい、それならば2度と自分のように死に取り憑かれた人間が生まれないように、光秀の下で平和な世のために戦うことが自分の生きる意味だと見出した……というような精神構造の変化が41歳に至るまでの人生であったということにしようとなったのでした。「人は皆同じであるものか」という奥義名にしていたのですが、これは信じたく無い理解したくないという暗尾の執念でありながら、「人は皆同じであるものなのか」というとうとう理解してしまった真実でもあったのでした。

それがあったので本編中のRPも光秀を一番に気にかけながら、日の本の平和のために奔走する、そんな演じ方をしようとしたし、ある程度できたんじゃ無いかなあという思いです。どうだったでしょうか友人諸氏。
「偉い奴の死体を見たいなんて願いはもういいんです。今俺が見たいのは信長様と光秀様が並んで天下を導くその光景なんですから」とは個別エンディングで言いたかったけど言えなかったセリフです。

あ、忍法構成は本当にシンプルな集団戦スペ型でした!髑髏本尊と凶手と一角と内縛陣!コストが低くてプロット下の方にいられるので応報!背景の搦手で現代変調も使えるように!奥義は輝き完全成功にして、集団戦ダメージで相手を苦しめてから、凶手→接近戦攻撃をスペらせて一気に生命力を奪うような感じでした!髑髏本尊がしっかり仕事して良かったぜ。


ではでは今日はこんなところで!次はまた別の友人が初心者用に作るシナリオのテストプレイをする予定です!楽しみ!!じゃあまたね!!