こんばっぱー。さーもんです。手帳はねえたまに買うんだけど使わなくなっちゃうんだよねえ。でも手帳のカレンダーに予定を書いていくという行為は好きなんだ。
ブルアカの話!
ていうか多分金曜日くらいまで毎日ブルアカの話するよ!!
昨日はメンテ明けログインができず、緊急メンテもありましたが無事ブルアカが遊べて良かったです。悪質な大規模なサーバー攻撃があったということで、これまでもフェスの時とかは普通じゃないアクセス過多(多分アカウント販売業者のマクロ的な)があったりしますが、そのレベルじゃないDDoS攻撃だったんですかね?詳しくないのでこれ以上の言及はしませんが。
メンテ入ってから仮眠もしたおかげで、とりあえず昨日書いた予定のとおり、メイン読みと募集までは完了しました!募集の方も1天井してなかなかいい結果だったので早くお話ししたいのですが、今日はメインストーリーの感想を書きますよ!
なので!ネタバレ注意だ!!!!まだ読んでない人は早く読んでから来てね!!!
もういいかい?![](https://cdn-ak.f.st-hatena.com/images/fotolife/s/salmonmmtm/20240723/20240723023131.png)
さて、メインストーリーVol.1「対策委員会」編 第3章「夢が残した足跡」Part5ですが……もうね……べっちょべちょに泣いちゃったよあたしゃ……。ありがとうブルーアーカイブ。ありがとうisakusan。
ややユーザー側の想像に任せる部分や今後説明されるであろう部分はありましたが、しっかり描くべきことを描いてくれたなという思いがあります。
後悔と未練とに一度は押し潰されて、それでも再び立ち上がる再起の物語。それを可能にしたのはともに日々を過ごした仲間との絆であり、そして後悔と未練を包括した過去の思い出。
読んでいて、このインタビュー記事の内容を様々な面で思い出しました。
特にこのフレーズですね。
私は無神論者であるため、慈悲を乞うことも、罪を赦すことも、どちらも人間の行為であるべきだと信じています。人間を救済するのは、人間であるべきです。
しかし同時に我々は誰かを赦し、誰かを救う瞬間、われわれはわれわれの内部に宿る可能態として存在する“神聖”に触れられます。
アビドスの面々と先生がホシノの精神に直接語りかけるシーンと、その後のホシノの精神世界でのユメ先輩との会話のシーンはまさにこの哲学の表れだと思いました。
赦し・救いというと少し大仰かもしれませんが、対策委員会の面々のホシノへの語りかけは、まさに言葉と態度でホシノの行動を許し、帰ってくることを願う愛であると思います。
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なんかセリカだけ空気感ギャグだったけどこれもまた先のインタビューでのブルアカの本質としての「ギャグ」なんだと思います。
そして、シロコ*テラーとの対話はお互いが「人」として会話するシーンになっていて、先にテラー対テラーとして神々の戦いのように演出された戦闘と対比する形になってたのかなという感想。いいですね本当に。綺麗事だけじゃない感じがして。![](https://cdn-ak.f.st-hatena.com/images/fotolife/s/salmonmmtm/20240723/20240723025655.png)
そして、先生。「非有の真実は真実であるか」という6つ目の古則を前提とした表現。
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地下生活者は「自分の死」を自分は認識できないことと同じく、「自分の苦しみ」を他人は理解できないというところに焦点をおいてましたが、やっぱりこれ苦しみ以外含め「自分の感情・考え」を他人は完全に理解はできないし、「他者の感情・考え」を自分は完全には理解できないという価値観があると思うんです。
でもそれは諦めを意味してはいない。完全には理解できなくても、その誰かの今まで自分が見てきた行動を、聞いてきた言葉を、培ってきた関係を。それらを信じること。
それによって、存在しない、確認できない、わからないことの中に、我々は真実を見出すことができる。そういうことだと自分は理解しました。
すなわち、この理解もきっと完全なものではありません。ですが、これまで自分が受け取ってきたブルアカのお話を信じた場合、自分にとっての真実は以上のようなことになる……ということです。
これらの説得をきっかけにホシノは自分の胸の裡に手帳を見出し、ユメ先輩との対話が始まりました。
ちなみに個人的にこの説得がしっかりホシノに効いたのは、地下生活者がそうしていたように、アロプラパワーでナラム・シンの玉座を擬似的に模して、直接精神に近いところで語りかけたからだと解釈しています。![](https://cdn-ak.f.st-hatena.com/images/fotolife/s/salmonmmtm/20240723/20240723035342.png)
話を戻して、ホシノが見つけた手帳もユメ先輩の姿もその語る内容も、全てはホシノの心の裡での出来事であり現実ではありません。ですが、ホシノのよく知るユメ先輩はこう言って自分を抱きしめて、そして笑顔を見せてくれる……そう信じたからこそようやくホシノは自身にとっての真実を手にすることができたし、自分を赦すことができた。インタビューの文脈に照らし合わせるならば、この精神世界のユメ先輩はホシノに内在する「神聖」の象徴に他ならないのかなと思いました。![](https://cdn-ak.f.st-hatena.com/images/fotolife/s/salmonmmtm/20240723/20240723035407.png)
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もうねこの辺読んでる時は歌も相まって顔面ぐちょぐちょでしたからね。今も冷静ではないですからね。でもとにかく、今回のお話で自分が1番強く心に残ったのはこの一帯だったので。自分なりの解釈、真実を書き残せて満足です。
いつも通りスクショたくさん貼って語ることも考えたのですが、今回はこの形で。
今後描かれると嬉しいなあというところで言うと、まずはスオウの話。地下生活者の影響を受けていたことは間違いないとして、アビドス出身で廃れゆくこの土地に対する複雑な感情を持ち、さらにその環境で諦め悪くいる対策委員会にも複雑な感情を……みたいな感じなのかな?![](https://cdn-ak.f.st-hatena.com/images/fotolife/s/salmonmmtm/20240723/20240723035428.png)
二つ目はようやくメインストーリー「ゲヘナ編」を描くことのできる舞台が整ったのではなかろうかと思ったので、早く見てみたいなあというこれは本当にただの欲望ですね。
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三つ目にシロコ*テラーとクズノハ様関連。死者を生き返らせることはできない=反転を戻すとはできない。からクズノハを追うのではなく、反転したままでも一歩ずつ変化していくことを選ぶという結論。これもまた「平凡な人」として、それでも生徒を救うことを諦めず、手を伸ばし続ける心意気に沿ったものだったと思います。![](https://cdn-ak.f.st-hatena.com/images/fotolife/s/salmonmmtm/20240723/20240723035523.png)
ホシノが反転から戻れたのは不完全だったことと本質を一部棄てたからだとシロコのテラーは言ってます。これは「後悔と未練」がホシノにとっての本質になっていて、それを上手く思い出にできたからなのかなと解釈をしてます。![](https://cdn-ak.f.st-hatena.com/images/fotolife/s/salmonmmtm/20240723/20240723040005.png)
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でも、シロコ*テラーも「思い出」を置いてきたことでヘイローが変化してますからね。置いてきたことはイコール棄てたということではなく、執着を昇華させているようなものだと思っています。![](https://cdn-ak.f.st-hatena.com/images/fotolife/s/salmonmmtm/20240723/20240723035534.png)
そしてこの段に至ると、もしかして4.5th PVのクズノハの映るシーン自体ブラフだったのかい……!?という驚きが生まれます。大胆なことするなあ……。
後これは完全に個人の感覚的なお話であり、前にも少し書いたことがあったと思いますが、自分はユメ先輩は実装しないでほしいと思っていました。実装されちゃったらそれはもうそういうものとして受け入れるけど、死者の蘇りや死んだと思ってたけど実は違いました!からの実装は、ことブルアカのお話の中でやってしまうと描かれてきたテーマやこれから描くことが薄っぺらくなってしまうような気がして。なので今回でそれは無さそうだなというのは少し、自分の中でより信頼が増した感じがあります。これは本当に個人の感情の話です。
さてさて、書いてる内に空が白んできてしまいました。もちのろんで今日もお仕事はあるので投稿して少しでも睡眠をしとこうと思います。ではまた明日。募集の報告でお会いしましょう。グッバイ!