さーもんのゲーム与太話

ゲームの話と与太話

レッカーマウル

こんばっぱー。さーもんです。コーヒーは基本ブラックたまにミルクだけ入れます。


ウマ娘4thイベントの東京公演アーカイブが終わってしまいますね……。本当にいいライブだった……。昨日でDAY1の期限は終わってしまって今日はDAY2の見納めしてましたが挨拶の時点で泣いちゃって大変でしたね。Blu-rayはよ……。
横浜公演も行きてえなあ!!埼玉もな!!!!当たってくれチケット……。


さて以前書いた通り今日はカフェの育成をしました。
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もうね、すっごい独特。今まで読んだ他の子のストーリーとは毛色が違う。ガチのホラー要素が多分に盛り込まれた不可思議なストーリー。常に目標がカフェにしか見えない「お友だち」なので、前半は何を目指して進んでいってて、何を得られたのかというのが希薄な部分がありながらも、後半ではその曖昧さをカフェ個人だけにとどめず広げた上で形を与えて、「ウマ娘」という種そのもののの広がり・繋がり・関係を描くといった感じ。

カフェの「お友だち」はまあモデルとしてはサンデーサイレンスですが、ひたすらにカフェの理想のウマ娘を象っていて、カフェ自身がより強くなっていくほどに「お友達」もまた強く・早くなっていく。
シナリオ中カフェを「レッカーマウルの伴侶」とオペラオーが称します。
その後夏イベでレッカーマウルがヘンゼルとグレーテルに出てくる魔女であることがわかります。
果たして「お友だち」は悪い魔女でカフェを食い物にするためにその姿を見せているのか。トレーナーはその魔女に協力してしまっているグレーテルなのか。そうなりえた未来もあったのかもしれませんがそうはならなかった。まあなんというか作中描写見るに、「お友だち」側に悪意はなくてでもそれに魅せられ続けた結果コワレテシマウ末路はあったかもしれないなと感じてます。
そんな末路を迎えずに理想として輝く「おともだち」を追い続けながら、追いかけてくる他のウマ娘たちも気遣うような彼女がエンディングで見られたのは他でもないトレーナーとタキオンがいたからだと思います。
そう、タキオンアグネスタキオン。思っていたよりは冷静に受け止められました。
皐月賞勝利後の無期限休止、その後はカフェのアドバイザーとしてストーリーに関わってきます。要は自分の脚で限界のその先を目指すのではなく、他のウマ娘に協力して先を目指すプランBルート。タキオンの育成で取らなかった方の道です。
シニア級の宝塚記念の後、カフェが垣間見た光景を誰が見るのでもいいと思っていたはずなのに、自分だけが見るということができない絶望。一連の気付き、慟哭そのどれもが突き刺さるもので、でも彼女なら絶対に帰ってくると信じられた。だって彼女は只管に泥臭いウマ娘だから。

カフェと「お友だち」そしてタキオンを通してウマ娘の本質、種の意義を描くストーリー。ホラー要素なども含めてかなり異質で、でも読むことで確実に「ウマ娘」という種に対する理解が深まるいいストーリーでした。

いつも以上に自分のためだけの文章になってしまいましたが今日はこの辺りで。それでは。