さーもんのゲーム与太話

ゲームの話と与太話

ただ真っ直ぐに

こんばっぱー。さーもんです。自由でありたいと願うけれど自由ではいられないのが悔しいね。



シービー育成の話。

いやあ久しぶりに夢女ゲージが閾値を超えて夢女になっちゃったよ。誰よりも自由で、走ることが大好きな彼女の隣にいたい。女性トレーナーとして……!
基本的に芯がある子なので結構序盤の時点で彼女自身の問題……というか揺らいでしまうような面は解決するパターンの育成ストーリーでしたね。
ルドルフやマルゼンのように後輩を導くとか、遍くウマ娘に幸福をとかそういうことは考えられなくて、考えられないことについても悲しくもなくてそれって欠落してるんじゃないのかって思うけど、それでもその自由さに夢見てくれてるトレーナーがいるならそれで大丈夫っていうお話をクラシック級1月後半でもう終わらせるからね。この辺でもう夢女ゲージ振り切れてるよ。
だからそこからはシービーだけを軸にするならば彼女の自由さに魅せられた人のためのストーリー。そしてより一般化するためのカツラギエースなのかなと感じました。いやほんとカツラギエースも早く育成実装してくれねえか??この泥臭さ好きにならないわけがないだろ。1回目の育成では宝塚負けたんですけどその時のエースのセリフが好きですね。割とウマ娘のテーマの一つ、すなわちifを夢見るという部分に力強く呼応する言葉だと思うんですよね。ねじ伏せようぜ運命。
そして今回のストーリーではシービーとルドルフの対比、凄さと強さの違い、そして2人に対する世間の評価も軸の一つだったと思います。その世間の声のシービー側の代表として「茶髪の青年」がストーリーでずっと出てくるんですよね。
若くて最近レースにハマって、過去の名ウマ娘は調べたから知識としてはあるけど、伝説となってくれるような凄いウマ娘の活躍を生で見るのはシービーが初めてで、神話を夢見るもシービー自身は栄光とか伝説とかそういうのに興味がないのがわかってしまって、勝手に裏切られた気分になって自己嫌悪して、それなのに他の人がシービーを軽く見るような発言をするのを聞くと掴みかかってしまうそんな青年。
いや本当にこれ……。競馬に限っても多分相当数の人がいるだろうし、競馬に限らず何か憧れの存在にこういう思いを抱いてしまってみたいな人はもうめちゃくちゃな数いて彼の言葉に逐一共感してしまうと思うんですよね。こういった経験におぼえがあるひとみんなにシニア級12月前半の2人の会話を読んでほしい……。それが俺の願いです……。
自由を愛し、他の人も縛らず気ままな風のように吹き抜けていく……。でもそれゆえに勝手に人は彼女に縛られてしまう。憧れてしまう。夢を見てしまう。それでも彼女はそれを背負わずただ走り抜けていく。まっすぐな道を。本当にいいストーリーでした。ありがとう。では今日はここまでということで。またね!