こんばっぱー。さーもんです。雪に幻想を抱いてない。もう10年近く北海道住んでるんだからね……。
シノビガミの話!
月・火・水・金と4回に分けてセッションをしてきました!戦国編!友人GM4人PL!自分はPC3でした!
遊んだシナリオはこのシナリオ集収録の「品根村百姓一揆伝」です。確認はとってないけど合ってるはず。
今この販売ページの概要欄見たら江戸時代の話と書いてるけど、友人は戦国時代として回してくれたんですよね。GMしてくれた友人、日本史に造詣の深い人なので彼の歴史考証的に戦国の方が適してるとしてアレンジしてくれたんだと思います。
以下シナリオのネタバレもありますので改行してから話します。後だいぶ自キャラ語りに終始してます。
話します。
シノビガミで初ロストいたしました!!とうとうこの時が来たかという感覚ですね。
シナリオの特殊なルールで強制的にとかではなく、自分の意思でキャラの死を選んだのですが、まあ本当に出来過ぎなくらい整った散り様を演じられたので満足してます。エンディングでも自キャラの死をうまく使ってくれたPLがいたので、その点も含めて嬉しかったです。無駄死にをさせなくてよかった。
さて、今回自分のPC3の使命は「一揆を成功させること」でした。一方秘密では、自分は実は一揆が打ち倒そうとしてる悪政を敷く殿様の落胤であり「父の敵を討つ」という本当の使命を与えられました。
他のPCの使命だけ見た場合は、殿様側1対一揆側3の対立構造だったので、自分が殿様側に行って2対2、もしくはこのうちさらに2人が陣営を変えての2対2かなあと想像。
今回はうまいことキャラの設定が思いつかなかったので、自分としては珍しく忍法や背景の設定から作っていきました。鉢屋衆所属、【誘導】で高所に変えて【飛傘】で間合いを伸ばして【大鋸】。博打として【乱独楽】を持ってきて、自分や味方に被害が行ったときのために【流し】付きの【絶対防御】という構築。
ただ、キャラ組んでる時にずっと脳裏にあったのは、「血だけを理由に極悪非道の限りを尽くす人の味方するのやだなあ……」という考えでした。なので、まあ負けてもいいかなあとか、「外道についたのだ、死は覚悟の上」みたいなRPと絡めて最後の一撃使おうかなあみたいな考えのもと【昇華】の背景を持ってきました。
キャラの設定も作り、「やっぱり血筋だけを理由にするのはPLの納得感が得られにくい……。ならもしかしたら他のPCが真の父親だったりするのではなかろうか……?」みたいなことを考えてセッションへ。他のキャラが父ということはありませんでしたが、「父はすでに殺されていて、今は偽物のシノビに成り代わられている」という秘密を獲得したので心置きなく協力型シナリオとして戦えるようになったのでした。
PLが行動に納得できるように使命や秘密を設定するのって本当に大切だなって思いました。
んで、クライマックス。今回かなり難易度高めだったんですよね。敵の人数も多めで【痛打】+【対空千手砲】みたいなシンプルに強いこともしてくるような感じ。さらにはPCたちの忍法がそこそこ敵にとって躱しやすい特技+GMの出目がいい。正直かなり劣勢でした。
そんな時に自分の生命力が0になりました。死ななくても別によかったんですけど状況的に最後の一撃を使えば【昇華】やほかPCがかけてくれた回避デバフで相手は素スペを出さないと躱せない+回想入れて命中判定ほぼ確で成功+この一撃でそいつは倒せる……という感じだったので自らロストを選んだ運びです。
仇も討てた、仲間に後を託せた、加えていうなら自分のキャラ、「自分が死ぬ時は雪が降っているはずだ」と考えている設定をキャラシに書いていて、場面的には桜が咲いている場所だったので、雪ではなく桜吹雪と一緒に散って行けるならこんなに美しいことはないと思ってしまったんですよね。うん、悔いはないですね。
個別に演じさせてもらったエンディングでもあの世で母と本当の父に会えるような演出をさせてもらってキャラ的にもいい終わりを用意してあげられたかなあとか思ってます。
というわけでかなり満足なRPができたセッションでした。回してくれたGM、参加してくれたPLありがとう。またやりましょう。
旅行や体調不良でしばらく触れられてなかったけどそろそろシナリオも考えないとな。
では今日はこの辺りで!また明日!