さーもんのゲーム与太話

ゲームの話と与太話

年末総決算ゲーム日記その3「Return of the Obra Dinn」編

こんばっぱー。さーもんです。船旅はほぼ経験ないけど苦手ですね。酔う。

 

今回は総決算ゲーム日記のその3!12月ももう半月が立とうとしているのにまだその3(5本目)なのやばいよね。来年まで続く可能性が結構高いです。

 

さて紹介するのは「Return of the Obra Dinn」というミステリーアドベンチャー

 

store-jp.nintendo.com

 

行方知れずとなっていたオブラ・ディン号が船員が一人もいないまま帰港。プレイヤーは死の瞬間を見ることのできる懐中時計を用いてすべての乗員がどうなってしまったのか突き止めるというゲーム内容です。

 

商品紹介ページに行ってもらえばすぐ目を引くと思うのですが、独特なタッチで描かれたモノトーンの世界が実に魅力的です。

その世界で船員名簿を眺めながら、この人物はいかなる死因で死んだのか、そしてそれは事故なのかあるいは誰によって殺害されたのかといったことを埋めていく。たくさんの死の瞬間をつなぎ合わせていくことでオブラ・ディン号で何が起こったのか、その謎を解き明かしていく。そんなミステリーゲームです。

 

このゲームの特徴を紹介するうえで最適な概念があります。それが「環境ストーリーテリング」という概念。

詳しくは調べていただきたいのですが「環境の中に配置された事物によってそこで何が起きたのかという物語を伝える」というもの。キャラ同士のセリフによって物語を展開する手法の逆にあるものですね。

Return of the Obra Dinnは前述のとおり死の瞬間を見ることで謎を解いていきます。このときキャラクターの発言内容もヒントとして出ますが、それ以上にどこに誰がいて、何があるのかということがヒントになります。特にほかの人の死の瞬間をヒントにしないと解けないタイプの乗員は、その乗員が当人の死よりも過去の瞬間、どこにいたのかを把握することが重要になってきます。

これがねーめっちゃむずいけどめっちゃたのしい!(突然の低IQ化)

 

画像を見てこの世界観に魅力を感じた人、そして難易度の高い推理ゲームが遊びたい人。ぜひReturn of the Obra Dinnを手に取ってみてください。10時間ほどですが、すごく頭を使えるいいゲームですよ。それでは!