さーもんのゲーム与太話

ゲームの話と与太話

想いを秤に乗せて

こんばっぱー。さーもんです。シミュレーションRPGはやっぱり移動距離が大事だと思う。



ゲーム日記。
去年の8月の購入から色々他ゲーとも並行しながら進めてきたトライアングルストラテジー、とうとう4ルート全てクリアしました!プレイ時間は70時間くらい!全部の仲間の挿話は見たけど、読んだ本編ストーリーはスキップ、2周目の途中から難易度ベリーイージー、酒場の想定バトル全クリはしてないなので少し短く終わってるとは思います。

いいゲームだったよ本当に。今時ではないけど渋くて魅力のあるキャラクターたち、骨のあるバトル、重厚なストーリー、物語に根管から関わるシステム。どれも高水準でした。

キャラのオタクらしく好きなキャラ並べて色々語ることでゲームの感想に返させていただこうかなと思います。ネタバレ注意ね!!





【セレノア】
我らが主人公セレノア・ウォルホート。本当に今時珍しいくらい王道も王道の主人公。義に厚く、礼儀正しく、正々堂々たる振る舞いの好漢。まっすぐで闇堕ちしたり悩みすぎたりもしない仲間たちと家と領地とをまとめ上げるに足る人物で作中の人たらしっぷりも頷けるというもの。ストレートに好きなキャラクターです。真エンドでも全てを諦めない道を模索した結果天秤を傾かせない選択を見出すっていうシステムとも連動した展開がすごくアツかったし、イドーとの問答でも人を信じ、過ちを犯してもまた立ち直ることができるって言うのは、ロラン筆頭に立ち直ってきた人たちを間近で見ていたり、かつては敵や盗賊だったとしてもウォルホートに受け入れてきたセレノアがいうからこそ説得力がありました。フレデリカと幸せになってくれな……。


【フレデリカ】
こちらも正統派ヒロイン。清純かつ貞淑でありながら戦う力を持ち、芯が強く、そして誰よりも気高い女性。グリンブルク奪還戦で大橋ルートを選んだ時、タラースとエリカを倒してただ耐え忍ぶだけだった過去と決別するのがすごく好き。フレデリカルート・真エンドで塩湖のローゼル族を蜂起させるシーンも好き。セレノアと末長く幸せにね……。


【ロラン】
ロランルートはいやいやそれは!それはダメでしょ!と思ったしフレデリカルートもいやいやいや!あんたはついてきたらダメでしょ!と思ってわりかし株は下り目だったけど、真エンドでは自らが王の重責から逃げようとしていたことに気付き、復讐に囚われるだけではなくなりと、過ちを省みることのできる賢王の器を見せてくれたのでよかった……よかった……となりました。


【ベネディクト】
ルートのある3人の中では一番好き。ウォルホート家への忠義、時に非情に徹する策略家でありながら亡きデストラへの秘めた愛深き忠義の士。フレデリカルートの最後のただウォルホート家存続だけを考えた過去を見つめるだけの戦略家になってしまった彼のこともそれを一つの形として好きです。


【アンナ】
彼女の挿話と彼女が絡む挿話が好きです。特にデシマルのやつ。すごいクールだけど人情にはしっかり厚いのがいいところですね。戦闘でも常に先陣をかけて敵を切り伏せてくれました。


メディナ
単純に好きなキャラです。こういう正統なのも好きなんですよ俺は。彼女がハイサンドに染まらなくて良かった……。真エンドの後はライラの元、身分や人種にとらわれずにただ命を救うために日々奮闘してるんだろうなあ。戦闘でも即効薬やTP配布がめちゃ便利でした。


【ジバンナ】
これまた好きなキャラ。これはわかってくれると思う。変人レベルで好きなものに一直線なキャラが好きだから。お顔も愛嬌あって好きなのよね。戦闘では速度は遅いけど移動距離長くて、かつ母なる大地の咆哮のレンジの広さが楽しかったです。地形で技変わるのも好きなんですよねFFTでも好きだった。


【グスタドルフとエグスアム】
パーティキャラではありませんがこの2人は野心家で自らの欲望と理想のためにっていうのが好きな点です。その分真エンドのこの2人の退場の仕方はやや片手落ち感が否めなくてそれが惜しいな〜とは思います。特にグスタドルフは戦うなら分隊じゃなく戦いたかった感。でもロラン分隊にはロラン関係者たくさん入れてたのでグスタドルフとの特殊会話も多く見られてそれは良かったですね。


パーティキャラも敵役もいい性格してる(色んな意味で)のが揃ってて物語を盛り上げて彩ってくれたのが良かったです。キャラデザとかも渋くてたまにこういうゲームがあるのは光って見えていい塩梅だなと思います。重ねてになるけどいいゲームでした!

コンシューマはPCで後半に差し掛かってきたRDR2を、Switchでは昨日から念願のTOSを始めてます。ゲームが大好き!さーもんでした。