さーもんのゲーム与太話

ゲームの話と与太話

ドワーフの誓い第一番

こんばっぱー。さーもんです。寒いと暑いなら寒いのがマシ。



ゲーム日記。

テイルズオブシンフォニアクリアしたー!楽しかった!!大体50時間くらい!サブイベントも8割くらいはこなしたはず!

前も話した通り、自分の初めて触れたテイルズがシンフォニアの続編であるラタトスクの騎士でそれ以来ずっとシンフォニアをやりたいやらなくてはと期待が膨れ上がっていたのですが、15年分の期待に違わぬ面白さでベリーハッピーですよぼかあ。

ラタトスクや外伝作品で触れてるからわかってはいたけどキャラクターたちがみんな魅力的で生きているのがよかったですねえ……。わすゼロスくんが本当に裏切るルート見たいけど見たくねえよ……。

シンフォニア、他のシリーズにないシステムとしてイベントの内容が変わるようなパーティキャラの好感度がマスクステータスとしてあるので、他シリーズと比べて選択肢の数がすごく多いんですよね。いわゆる喋らない系主人公のエクシリア2よりも多い(気がする)。
めちゃくちゃストーリーが変わるってわけじゃないけど、随所で選択肢の影響が現れる。
これも何度か話したことですが、僕はゲームにおける選択肢ってものがめちゃくちゃ重要なものだと思ってます。なんというかゲームをゲームたらしめるのは選択肢だと言っても過言ではないとすら思います。だってそれこそがプレイヤーがゲームに働きかける手段であり、結果に責任を負う必要が生じる不可逆の行いですから。そういう意味でシンフォニアのこの選択肢の豊富さはゲームへの没入感を高めてくれるいい要素でした。

もう一つシンフォニアとシリーズ全体に触れるなら作品のテーマについてが適切ですね。
シンフォニアのテーマは「差別」そして「生きる意味」だと思います。もう一つ「選択することによる責任」もあるとは思いますが其処は生きる意味と包括で触れます。
差別はもうそのまんま現代でも通用する、というかなんなら多分現代の方が身近な問題となったもので他シリーズでも触れられれ事があるテーマです。リバースとかね。パーティにも敵にも差別を受ける側のキャラが居て、パーティのキャラも最後までそれを許すとかそういうことは言わないんですよね。差別は許せない、でもその憎しみに囚われたら自分も差別する側と同じになる。だから変えていけるように努力する。綺麗事にしない。
同じく生きる意味もどちらかというとそれ自体よりも「死ぬことの無意味さ」を強調してるように感じました。「死ぬことなんていつでもできるけど意味はない」「死んだらそこで終わりだ」ってそんな類のことを終盤のロイドはよく言います。
ロイド自身、世界再生の旅路で多くの命を看取った(時にそれは自身の選択の結果失われてしまった命でもある)こともあってその言葉は確固たる意志が込められてます。
ここもまた綺麗事で済ませないなあっていうのを感じる部分で、死んでも意味はあるとかそういう慰めを言わずにバッサリいくのがいいなって思いました。実際本当に意味がないと思ってるというよりは、誰かが死のうとしてるのを発破をかけて生き延びさせるための発言なことが多いので遺志の力とかそういうのはちゃんとロイドも感じてるんだろうなというのは書いておきますね。

テイルズ、キャラゲーの側面は大きいと思うし、軽快なキャラデザや軽妙なやり取りが大きな魅力なんですけど其処だけに寄りかからずに扱うテーマは深刻でまるっと解決できるような明確な答えがないものが多いのがやっぱり好きなところだなあと改めて感じました。テーマの壮大さゆえにブレてしまうこともないではないけどまあ全体で見た時にね。

シリーズの他作品も現行機でリメイクorリマスターしてほしいですね。新規に人を呼ぶならグレイセスとかいいと思うんですけどどうですか。あるいは元祖でありリマスターを出したシンフォニアと同じ世界のファンタジアとか。
シリーズファンで触れてる人少なそうなところだとテンペストとかレジェンディアとかをぜひ……。テンペストは俺も小説版でしか知らないので……。

感想も言えたので今日はこんなところで!また明日お会いしましょう!