さーもんのゲーム与太話

ゲームの話と与太話

ここじゃあ、碌に星も見えないけれど

こんばっぱー。さーもんです。初めて遊んだビジュアルノベルは多分シュタゲ。


ゲーム日記!

番外編読み終わったら書くねと言ってからかなり日付が経ったのですが、昨日ようやく魔法使いの夜の番外編まで読み終えましたので感想を書くぞ!!

いつかやらねばな〜と考え、家庭版も発売されてもまだやらず、steam版が販売されてもまだまだやらなかったまほよ、ようやくプレイしたわけですがとても面白かったです。
選択肢なしで本当に物語を読むことに特化したビジュアルノベルなのでゲームかと問われると違うかも?となるところなのですが、30時間超を全く飽きさせずに読ませてくれるパワーがあって良い物語体験をしたと思います。

元々のお話が作られた時期が古いこともあって、さまざまな面できのこの他の作品で感じられるエッセンスの源泉を浴びれたのも作者のファンとしては嬉しい要素でした。
朴念仁で底なしの善人で、それでいて実は誰よりも精神性がズレている主人公とか。
いつでも不満そうな気が強くて態度のでかい、でも底抜けにお人よしなヒロインとか。
冷徹で無関心に見えて、それはひとえにものぐさ故であり、周囲への淡い興味が見て取れるようなヒロインとか。
まあそのほかにもエトセトラエトセトラ。キャラの面だけ言っても最高でしたね。もちろん魔術と魔法と神秘、そして機転こそが勝機を掴むような戦闘も。
ちなみにキャラとしては久万梨金鹿がいっちゃん好きです。故に番外編楽しかったぜありがとうきのこ。


シナリオやキャラといった要素をのぞいて、ビジュアルノベルとして見た時、ただ立ち絵が出てきて表情が切り替わってメッセージが表示される……というものではなく、遠近の表現やキャラの重なり、角度、豊富な差分とカットイン、そしてここぞと言う時のスチル!という感じで「ビジュアル」を冠するだけはある技法が見られたのがすごく良かった点です。
これは実際にプレイして見てくださいとしか自分の伝達力では言えないのですが、本当に視覚的に飽きさせず物語に没入させる工夫が凝らされてます。

これが12年前には出てたのかあ……と言う感想とともに、この続きがまだまだありますよ!というお話をしておいて12年間続きがないとか嘘だろきのこおい!という気持ちも沸々と湧いてきますね。
たびたびインターネット上ではきのこをFGOから解放しろ(そしてまほよ2・月姫リメイク後編・DDD続刊などなどを書いてくれ)という意見が散見され、自分もこれには頷かざるを得ないところなのですが……、でも普通にFGOの仕事きのこ楽しそうにやってて、「解放」と言う表現は適さないのが厄介ですよね……。きのこ、4人くらいに分身できないか……?

とまあそんな感じです。
そしてまほよやってる間にFate/stay nightのSteam・Switch版が発売されてじゃないですか。あれ、普通に今久しぶりにやりたくなってきててどうしようかなと思案中です。hollowも出るしどこかのタイミングでまたやりたいなあ。
あと最新機種で遊べるようになったところでまだ遊んだことない人には是非プレイして見てほしいなあとも思っています。


ではでは今日はこんなところで!また明日お会いしましょう!