さーもんのゲーム与太話

ゲームの話と与太話

驟雨虎牙破斬

こんばっぱー。さーもんです。1番好きな漆黒の翼はリバースの漆黒の翼です。


昨日の時点で2日連続で書くことになりそうだなとは思ってましたが実際そうなりました。当然のことながらまたまたネタバレあります。


ストーリーは今第4の領地ミハグサールについてちょっとしたところです。キサラとテュオハリムも加入してパーティーメンバー勢揃いですね。まずは加入した2人について。

キサラ
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メナンシアで近衛兵を務めていたダナ人の女性。
まず目につくのがこの鎧と大楯。多分武器が大楯と戦鎚ってのはシリーズで他にいないんじゃないかな?(モバイルやソシャゲのキャラはわからんのでいたらすまん)
戦闘でもこの大楯と戦鎚振るって地を割りながら戦う豪快なスタイル。どっしりと地上で戦うタイプで、他のキャラにある回避はなく、同じボタンで大盾を構えてガードします。ダナ人なので星霊術は使えませんが守護方陣を覚えていて回復もできる聖騎士タイプです。ブーストアタックは大楯を使って敵の突進技を止めるもの。とことんまでチームの盾です。
ちなみにこの鎧ですが背中側は金属の部分はなくてインナー+背中見せのややセクシーな感じになってます。要人の前に出て攻撃を受け止めるのが役目だから背中を守る必要はないという「背中の傷は剣士の恥だ」的な思想に則ったデザインなのかなと妄想。スキットで触れられると嬉しいな。
アルフェンもストーリー途中からゴッツイ鎧を見に纏うので鎧キャラがパーティーに2人もいます。最近のテイルズのキャラクターって軒並み軽装だったのですごく新鮮な気持ちです。というかアルフェン並みのフルプレートって本当に数えるくらいしかいないのではなかろうか。

ストーリーでは兄のミキゥダがテュオハリムの善政の裏で暗躍してダナを虐げているレナ人の証拠を命がけでテュオハリムに伝えるも、テュオハリム自身は真にダナのことを思いやって共存の道を歩んでいたわけではないことを知り激昂。しかし自身もテュオハリムの見せた理想を盲信するだけで現実が見えていなかったことを自覚して、真にレナとダナが共存する道を探すためにパーティーインって感じでしょうか。

スキットやクエストで色々な面を見せてくれるのですが、料理はうまいし裁縫や武具の手入れもできる。もちろん戦闘もできると弱点がないのか??ってレベルで完璧超人です。強いて言うならブラコンなことくらい……?絶対料理下手でしょって思ってけど全然そんなことはなかった。なんだろうあともう酒癖悪いくらいしかつけられる弱点がない気がする。いや弱点なきゃいけないわけじゃないけど。
ちなみに釣りをするのは彼女です。忍耐の人だし確かに似合ってる。幼い頃の奴隷時代はそれで飢えを凌いでたって言う重いバックグラウンドがあるけど。てかまあ重い背景のないキャラなんていないけどな!

最年長ではないけれどパーティーの大人役は彼女になりそうなので、他の面々をどう導くのか、そして彼女自身がどう行動していくのかが楽しみです。


テュオハリム
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エリデ・メナンシアの領将テュオハリム。最近こういうタイプのイケメンキャラを見かけることが多くなってきた気がします。

戦闘スタイルは棒術+星霊術で回復もできる万能タイプ。棒術ってのもテイルズではいそうでいなかった感じです多分。ジャスト回避をすることで武器の射程が伸びると言う特性を持っていて、通常攻撃や技はかなりフワフワしながら舞うように戦う姿を見せてくれます。スキルにジャスト回避緩和があるので決めやすく使うのも結構楽しいタイプですね。

ストーリーではレナとダナが共存するような政策を取っていたのはただ単に過去の出来事が原因のトラウマで「苦痛の声を聞きたくないし人の死を見たくない」からやっていたことで、真にダナ人を救いたいと言う思いは持ち合わせていませんでした。それが露見した彼は自分が殻に閉じこもるだけの弱い人間だと自嘲して一度は姿を消します。しかし共存政策を疎んでいた腹心ケルザレクの反乱に際し、ダナ人と共存派のレナ人が街で助け合う姿を見て自分の描いた理想はまやかしではあったがあるべき姿出会ったと確信。ケルザレクの陰謀にケジメをつけたのち、真の意味でエリデ・メナンシアを理想の国にするためレナによる支配に反旗を翻すことを決意してパーティーインって感じです。かなり長くなってしまった。
いやあこのパーティー加入までの経緯がかなりいいです。敵方(だと思ってた)の首領が仲間になるにあたりかなり納得のいくストーリー展開と心情描写があって満足ですよ僕は。

性格の方ですがメギドプレイヤーならきっとルキフゲスを思い浮かべてしまうと思います。
上流階級ゆえに身の回りのことは自分では全然できず、遺物(失われたダナの文化の品々)に目がなくかなりのマイペース。いわゆる変人蒐集家といった感じです。いい人なのは間違い無いけどね。
彼の過去は詳細には語られてないのでその辺りとそれをどう克服するのかに注目してプレイします。あとやっぱりレナが増えるとリンウェルとどう絡んでいくのかが気になる。


2人の加入周り以外のストーリー部分では、ダナの物質が星霊力を全て失うと金属の液体のような『虚水』になってしまうこと。そして食べると星霊力を多く放出してしまう『ヘルガイの果実』を残り2人のどちらかの領将が生産していると言う真実が明らかになりました。うーん非人道的。

ケルザレクの反乱に関してはそらそうよってものなんですよね。300年の間支配者と奴隷の関係にあったのにテュオハリムの7年の統治で「レナとダナは手を取り合って生きるべきです」って考えを変えられる人だけじゃ無いのは当然で、むしろケルザレクに賛同した側の方が普通といったレベル。
そして次にたどり着いたミハグサールでは漆黒の翼を名乗るレジスタンスがクーデターを起こして領将を追い出すことに成功していました。しかし、300年の恨みは果てしなく、レジスタンスの面々は憎しみに囚われてしまいレナを徹底的に排除する心算。でもこれも先のレナ側の態度の反転でしかなくて致し方ない面もあります。
そんななかで漆黒の翼の良心的な人物であるバエフォンの言った「レナ人を恨んでいるが俺を殴ったのはあんたたちじゃ無い」という言葉はパーティー間の仲においてもこの世界の構造においてもキーになってきそうです。


まだ語りたいことはあるんですけどだいぶ長くなってしまったのでこの辺りで。いやわかってるんだよ、ストーリー語りがあらすじ(しかも詳し目)になってしまってるのが悪いっていうのは。ストーリーを教えてもらうwikiみたいになってるのがいけないんだよ。
もう少し文章の体裁整えたいねえといったところでさようなら。