さーもんのゲーム与太話

ゲームの話と与太話

崩スタ楽しいよ日記

こんばっぱー。さーもんです。RPGの主人公は自己投影せずに主人公というキャラとして楽しむ派。



崩壊:スターレイルの話をするよ!

原神や崩壊3rdで有名なHoYoverseの新作RPG「崩壊:スターレイル」が4/26に配信されて1週間くらいプレイしたのでその所感。結論だけ先に言うとすげー楽しいのでやろうか迷ってる人がいたらその背中を押したいなっていう趣旨で書いてます。
注意点として崩壊シリーズのことはよく知らないのでそことの比較はできないよ!主に比較先は同社の原神になるよ!ということと、「スマホでも遊べる基本無料配信型ゲーム」を指して「スマホゲー」って書いてるよという点。

まあ最初にめっちゃ楽しいって書いちゃったんですけど、魅力を一文にまとめるなら「スマホゲームらしからぬ作り込まれたシステム・設定を基調にしながらスマホゲームらしい手軽さを兼ね備えているところ」だと思います。それぞれの要素で見ていきますね。

【ストーリー・世界観】
まだ配信されてる部分も途中なのでアレなのですがと注釈してからこの項を始めます。
ざっぱなあらすじとしては「星核っていうヤバいものが体内にある記憶喪失の主人公が、自身の記憶と星核の秘密を求めて宇宙を駆ける星穹列車に乗り込んでいろんな惑星を訪れる」みたいな感じ。壮大なスペースファンタジーです。
こちらは主人公(女)うまく説明できないけど令和な感じします。
今時スマホゲームだからという理由でストーリーを軽んじたり甘く見たりする人はあんまりいないと思ってるのでここについては個人の好みだと思ってます。最初はドバドバ専門用語浴びせられてわからんわからん!となるけど、その後は惑星に行ってその星に起きている問題を来訪者の立場からサポートして解決して次の惑星へって感じになる(と思う)ので、大筋の流れは原神に近いと思います。もちその中身はしっかり異なります。割と最初の世界観を濃密に説明されるパートは頑張って乗り切って!と言いたくはなる。そこ超えるとわかりやすく楽しくなるから!そのパートで考察したりして十分に楽しめるなら適正◎です。ちなみに自分はよくわかんねえけど設定を浴びせられるのは楽しいからオッケーな適正◯くらいでした。

スマホゲームらしからぬって部分だと、「取り返しのつかなさ」っていうのが一つ挙げられます。スマホゲームのシナリオは選択肢はあれど結局行き着く先は同じということは多いです。崩スタもメインストーリーは基本的にそうですが、サイドクエストだと択一の選択肢を選ばなくてはならない機会がちょこちょこあって、プレイヤーごとに固有の体験を与えるという部分に寄与してるのかなと思います。ちなみにTwitterで見たけどメインストーリーも「列車に乗らないことを選択するエンド」があるみたいで作り込んでるなあと思いました。

世界観の部分としては、星神(アイオーン)っていう超常的な存在が複数居てその加護がキャラクターの役割(タンクとかバッファーとか単体アタッカーとかそうい)の名前にもなってるという感じ。
複数の星神やらその加護を受けた民たちの組織やら惑星の名前やらはアーカイブとしてゲーム内で読めるので少しずつ理解していくのがいいのかなという感じ。こういうハッタリの効いた設定が大好きなタチなので個人的にはかなりの評価点です。「天才クラブ」とかいう組織設定も名前も好きすぎるんだよな。

【バトルシステム】
コマンド式RPG!!いえーい!!!
原神や崩壊3rdのアクションとは異なるコマンド式です!戦闘画面こんな感じ。
厳密なターン制ではなくてタイムライン式ですね。バフデバフやステータスによっては敵の行動前に2回行動できたりするタイプの。
赤いゲージが敵の体力でその上の白いのがシールドの耐久力。弱点属性で攻撃するとシールドと体力が削れて全て減らすとその時の属性に合わせた状態異常を与えられるというシステムです。
どの属性の攻撃でどのタイミングでシールドを破壊するか、序盤からこちらにカウンターもあるのでそこの計算が必要になったり、必殺技は割り込み使用になるのでどこでその札を切るかといった部分で奥深い先頭を演出してできていると思います。それでいて戦闘時は攻撃orスキルというシンプルなコマンドなのはスマホゲームらしさなのかなと。2倍速、オート戦闘も完備してます。使ってないのでオート戦闘の頭の良さはわからん!ごめんね!
コマンド式なため敵から攻撃を受ける前提で動く必要があるのでシールドや挑発、回復が重要なのもコマンド式が好きな人間には嬉しい点かと思います。いずれインフレが進んで速攻偏重にならないと嬉しいです。

【バトル以外のシステム】
基本的に原神やってたらすぐ慣れます!!!元も子もないですね。でもほぼほぼUI含め同じですから原神やってたら楽だよ!
やってて楽しいなあと思うのはスマートフォンに仲間やモブからメッセージが届くこと。
スマホが出てくるゲームなら割と最近はよくある機能だと思うのですが、ただの雑談(ちょっとだけ石もらえる)だったりここからクエストに発展したりします。
さらに割とこれどういうタイミングで来るのかわからないがリアル感あって楽しい。少なくともユーザーの見えるデータとしてキャラに友好度とかはないし、モブはもちろんないし。リアルタイムの経過やゲーム進行度なんでしょうけどキャラクターに生きてる感じが出るのがいいです。こちらはチャット来た瞬間笑っちゃったミス・ヘルタ単推し協会と今のところ自分のイチオシキャラなミス・ヘルタ。

原神にない要素として個人的に嬉しいのは「模擬宇宙」というコンテンツ。いわゆるローグライク系(ローグライク系って言葉ローグライクライクってことだからすごい言葉だな)のコンテンツで、キャラを選んで開始して道中敵を倒したりイベントをこなすことでバフとなる祝福を得て最深部でボスを倒すというコンテンツ。こういうコンテンツが好きなのでハマってます。
模擬宇宙クリアで手に入る報酬は毎週リセットされるうえでガチャチケがあります。これ以外にも石の入手手段は原神と比べて多めに感じるのでガチャ(崩スタでは跳躍って名前です)回しやすいのかなあと。まあリリース時からいきなり限定キャラの跳躍なのはHoYoverseだなあ……(褒めてはいない)と思いますが。

【探索要素】
これが崩スタの中で1番推せる要素です。
エリア式でゲーム内実績の中に「オープンではないワールド」って名前の実績もあるように閉じられたフィールドのゲームなのですが、その分これでもかというくらい調べることのできるものが豊富です。
書籍やモニターはもちろん植物や街灯やゴミ箱……基本的に調べるとテキストが表示されて1種類につき3個程度テキストが用意されていると……とこの時点で結構なものなのですがこれだけで終わらない。
一部の物は調べるとアイテムが手に入ったりするプチイベントに遭遇できるのです。これが本当に豊富かつ割と主人公が奇行に及ぶので読んでてて楽しい。街中でゴミを漁りまくった結果俺のアイコンはゴミ箱だよ。
あとこれは断言するけど物体を調べた時に起こるプチイベントのライターさんは絶対ディスコエリジウム好きの人。戯曲的で修辞学的な文章と内面から語りかけてくる人格がいるようなテキストスタイルは間違いなく意識してると思う。
プチイベントが本当に豊富なので街灯を調べた時こんなテキストを表示することが一種のギャグとして成立してるのすごいと思うよ本当に。

とまあそんなわけで崩スタの紹介なのか感想なのかわからん記事になってしまったけどここまで読んでくれた人で興味持ってくれた人はぜひ。スマホでもプレイ快適なので!!

ではでは今日はこの辺りで。またね!