さーもんのゲーム与太話

ゲームの話と与太話

グッバイ、ナイトシティ

こんばっぱー。さーもんです。

魂と肉体は結びついているのか。独立したものなのか。そんな話を今日はしていくわけではないですが、そんな話もテーマとなっている「サイバーパンク2077」をクリアしたので今日はその日記です。

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プレイ時間は90時間くらい。サイドジョブは多分全部終わらせたはず。NCPD系はちょっと(片手の指くらい)だけ残した感じです。

 

たーのしかったですほんとうに。発売から1年寝かせたおかげであらかたバグは無くなってテキストの表示バグとかくらいになってました。PCでやったので動きも普通に快適でした。

 

いろいろ話す上でどうしても同社発売のウィッチャーⅢと比較しながらになってしまうのをお許しくださいと先に言っておきます。

 

まずプレイ時間ですがオープンワールドゲームとしてはやや短めかな?という90時間。ウィッチャーは確か150時間(ただしDLC2本込み)とかだった気がする。

メインジョブがやや短めだったかなという印象です。もっとあるかと思った。

 

世界観は中世で剣と魔法のファンタジーなウィッチャーとは全く違う2077年アメリカ。アメリカだよな?ちゃんとわかってない。

一般人でも体のいろんな部分が機械化してるのが普通。そして機械化した体でネットに接続する。社会の全ては企業(コーポ)に支配されていて政府も警察も腐敗してる。だからこそそこに反旗を翻す「パンク」なわけです。

主人公V(ヴィー)はある日依頼を受けて、大企業アラサカに盗みに入ることになるが予想外の事故に巻き込まれ、盗んだインプラント「Relic」を体に差すことになる。そのRelicには伝説のロッカーでかつてアラサカにテロをおこなって死亡したジョニー(演キアヌ)の人格が入っており、Vとジョニーは一つの体に二つの精神を宿すことになる。このままではVの肉体と精神はジョニーのものに書き換えられていき消えてなくなってしまう。この事態をどうにかするためにナイトシティでVは解決方法を模索し始める。

というのがオープニングとなるあらすじ。ちなみにこの展開に入るまでに街をうろちょろして10時間はプレイしました。

 

いつだかの記事で、オープンワールドゲームが好きだがオープンワールドの旅には常に孤独がつきまとう。みたいな話をした記憶があります。多分。そう言った孤独感は今回ジョニーがいてくれるおかげでほぼ感じなかったです。まあ別にジョニーは全然協力的じゃなくて、むしろエゴイストのナルシストの皮肉やなわけですが、憎まれ口叩き合う間柄でもいるだけで相当寂しさが和らぎました。

 

今作はジョニー含めキャラとのかかわりがウィッチャーと比べてより深くなっているように感じました。キャラ好き人間としてはうれしい点です。サイドジョブもサブキャラクターごとに結構多めのボリュームで用意されていて世界観とキャラとの関係性に深く入り込めるようになっていたと思います。

そしてこのサイドジョブが選択肢によって展開が千変万化し、さらに先の先まで影響していくってのはウィッチャーでも使われた手段でしたがさらに絡み合い方が複雑になっていて何度遊んでも飽きない展開が楽しめると思います。

 

戦闘面も取れる手段がステルス、銃、近接戦、クイックハックと多く用意されていて気分で変えやすいのもよかったです。アサクリの影響でステルス状態で拠点制覇するのが好きなんです。後半はクイックハックでスマートに戦闘を片付けるのが気持ちよかったです。

あとこれはサイパン独自のではないですが、現代以降が舞台のオープンワールドは車やバイクでマップをかっとばせるのがいいですよね。

 

紹介はこんな感じで終わりましょうか。

今年にはDLCでの追加エピソード実装がされるらしいですし、バグもなくなってるからやるなら今ですよ。ただPS4でちゃんと動くのかはわからん!なんか動くようになったみたいな話も見たけど正確な部分はわからんのでPCかPS5でやるのがいいとは思う。

キアヌと交流しながらサイバーパンクな世界観を堪能したい人、ぜひにぜひに。

 

以降エンディング周りの感想なのでネタバレに気を付けてね。見ない人はそれでは!

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

エンディング、自分はパナムたちと突撃を仕掛けてその後橋を渡ってジョニーに体を明け渡すエンディングを選びました。

選びましたとか簡単に言ってるけど橋を渡るか泉に入るかの所30分くらい悩みました。

結局、体を取り戻しても半年という命の期限に縛られて生きるよりも、体は有効に使えるジョニーに渡して、どうなるかわからなくても魂だけは自由でありたいと願って橋を渡りました。

どっちかというとV本人の「どう生きたいか」を考えてそれだけを優先した選択です。だから橋渡る途中ジョニーに呼び止められて「お人好しなやつだ」と言われた時も、「ごめんジョニー。私はお人好しなんかじゃない、わがままなだけなの」と思ってました。

この選択した何がキツかったってジョニーを動かすパートになってから見た知り合いからのメッセージとスタッフロールでの留守電メッセージ。勝手にいなくなってごめん……としか言えない。

でも、ジョニーがペンダントを見て「1番大切だった奴だ」って言ってくれた時は涙がこぼれました。その後慰霊碑に書かれた「夢追い人」も痺れた。自分が考えてたVにこれ以上ないくらい似合う二つ名だったと思う。

 

エンディングリストは調べてあるのでいずれは他のも見る予定です。死神エンドは条件満たしてないので2周目しなきゃいけませんが、それならそれでライブパスを他のやつにしてどうせなら性別も男にしてってできるのでいいかなと。

ただまあセーブ&ロードや周回プレイができるゲームだからこそ、なんの影響も忖度もない、自分自身の最初の選択を大切にしたいのでしばらく置いてからにはなります。DLCが配信される頃にぜひもう一度ナイトシティへ行きたいな。それまでしばらくグッバイ、ナイトシティ!